このブログは、2019年10月15日から2020年4月15日の6ヶ月間で21kgの減量をした経緯などを記録しています。※現在は1年間で-30kg達成


ダイエットのなにがつらいって「好きな食べものを制限されること」ではないでしょうか。だって好きなものを好きなだけ制限なく食べ続けてきた結果が、身長150cm・体重72.6kg・体脂肪率41.2%という驚愕の新記録を叩き出したのですから。

振り返って考えてみると私は食に対する執着心が異常でした。ここでいう執着心は、いわゆる《もったいない精神》ではありません。
食事を残してしまうのがもったいない(だから食べる)というようなことではなく、頭の中が朝から晩まで食べものに囚われてしまっている状態を指します。
「○○が食べたい」と思ったらそれを食べるまで気持ちが満たされない。やっと食べられたとしても、また別のものが食べたくなってしまう。満足するのはほんの一瞬。私はそんな状態に陥っていました。
しかしながら、ダイエットはそういった欲を抑えなければなりません。一定期間は我慢ができたとしても糸が切れた途端にドカ食いをしてしまう。これが私の失敗パターンです。
過去10年の変化はこちらから
つまり、ダイエットは我慢が生じてしまうため難易度が高い。ということは、我慢をしなければ難易度を下げることができる。
私は、空腹を感じない状態を保ち続けることで執着心を捨てることができました。捨てたのはあくまで執着心。食に対する興味が失われたわけではありません。
この記事では食事制限の具体的なコントロール方法および執着心を捨てることができた理由について紹介いたします。※私は医師や専門家ではないのであらかじめご了承ください
執着心を捨てる
選択肢「食べなくてもいい」
私は1番の好物であるチョコパイを「食べたい」と1度も思うことなく6ヶ月間のダイエット期間を過ごしました。それまで毎日のように食べていたラーメンやポテチも同様です。
では私の、食べたい欲は消えてしまったのでしょうか?答えはノー!
「おいしそうだけど別にそれをいますぐ食べなくてもいいや」という、これまで絶対にあり得なかった選択肢「食べなくてもいいや」が追加されました。
なので、そもそも食べたい欲を無理に抑えていない(我慢をしていない)のです。糖質制限などによって食事を制限されたところで、ノーダメージという感じ。
ダメージ無効化!!!
それまでは食べたいものを食べることではじめて気持ちが一瞬満たされていましたが、新たな選択肢「食べなくてもいいや」が追加されたことにより、食べたいものと別のものを食べたとしても心が満たされるなりました。
ポイントは食への興味は以前のままということ。食べものに対して「おいしそう」と思う気持ちはこれまでと変わりません。
しかしながら「まっ、どこかで機会があれば食べたいな!」と思う程度で、食べものに囚われるということがなくなりました。
1日の具体的な飲食メニュー
私が、食べものに対する執着心を捨てることができた大きな理由は下記です。
- 2~3時間おきの分食をして空腹を感じない状態を保ち続けた(常に腹3~5分目)※食事のときは満腹
- 1番の好物・チョコパイよりもプロテインが圧倒的においしく、満足度および満腹度が高かった
- 常に胃の中が満たされているため心まで満たされた
1日の具体的な飲食メニューはこんな感じ(2020年6月現在)。この記事では食事内容ではなく、飲食の頻度に注目してください。
【朝】
- ミネラルウォーター(500ml)
ストレッチと運動(30分くらい) - プロテイン豆乳割り(300ml)
※コーヒー粉末入り
【昼】
- BCAA炭酸水割り(500ml)
運動(30分くらい) - プロテイン豆乳割り(300ml)
- 昼食(満腹になるまで)
- 軽食(運動前の炭水化物)
- 豆乳入りコーヒー(300ml)
【夜】
- BCAA炭酸水割り(500ml)
運動(60分くらい) - プロテイン豆乳割り(300ml)
- 夕食(満腹になるまで)
- 豆乳入りコーヒー(300ml)
- BCAA炭酸水割り(500ml)
運動(30分くらい)
このほか間食としてチーズ・ゆで卵・納豆などを好きなタイミングで
※豆乳は100mlで糖質が1.3gのもの
BCAAは運動中の水分補給として
【種類別】
- プロテイン豆乳割り(約1L)
- BCAA炭酸水割り(1.5L)
- 豆乳入りコーヒー(約0.5L)
- ミネラルウォーター(500ml~)
- 昼食・夕食(満腹になるまで)
- 軽食(運動前の炭水化物)
- 間食(チーズやゆで卵など)
上記の飲食メニューで6ヶ月間のダイエット期間を過ごしたところ、空腹や口さみしさを感じたことはありませんでした。
参考程度にしていただければと!
猛烈な空腹を感じることがなくなると、まずドカ食いや早食いがなくなります。これだけでもダイエット効果を感じる人はいるかも。
ところが、この「2~3時間おきに必ず飲食をする」という行為が思いのほか大変で。
数日間ならへっちゃらかもしれませんが、これを毎日続けていると常に飲食をすることに追われます(厳密には1日4回ほど行っている運動の時間から逆算して飲食をしているため時間を死守するのがかなり大変)。
そのため、食べることに忙しく食べもののことを必要以上に考える「暇」がなくなりました。しかしながら飲食の頻度が増えただけでは甘党である私の糖分への欲は消えません。
そこで登場するのがプロテインです。プロテインの存在がなければ、私は数日間でダイエットを諦めていたことでしょう。
プロテインの効果

ドカ食い早食い防止
私はこれまで「プロテインはマッチョの人が飲むもの」という偏見があり、自分では飲んだことがありませんでした。
ところがダイエットを始めてすぐに友人から進められたことで試しに飲んでみたところ、これがとんでもなく甘くておいしい。あまりのおいしさに戸惑いすら覚えました。
どれくらいおいしかったかというと、1番の好物であるチョコパイを簡単に超えてくるレベルでおいしかったです(マジで)。もう完全に濃厚なデザートドリンク。
スタバのなにかって感じ!
これまでのダイエットでは「あぁ、チョコパイが食べたい」と必ず思っていたのですが(というか食べてしまっていた)、プロテインと出会ったことで「あぁ、早くプロテインが飲みたい」に変わりました。
さらに驚くべきことに、これほどおいしいにも関わらず豆乳で割っても糖質が余裕で1杯10g以下ということ(私が飲んでいるものは300mlで糖質は4~7gほど)。※ちなみにスタバのスターバックスフラペチーノは350mlで糖質は50gくらい(ヤナマリ調べ)

加えて、プロテインは腹持ちがいいためおやつの代わりに間食として飲むだけでもドカ食いや早食いの防止に効果てきめんです。
とはいえ腹持ちがいいからといって食事に置き換えてしまうと空腹を感じてしまうと思うので、間食として飲むのがおすすめ。

私が飲んでいるプロテインは上記3種。プロテインおよび下記で紹介するBCAAの具体的な飲み方については、こちらの記事にて。
ホエイが圧倒的においしいです!
また、プロテインに加えて運動中に飲んでいるBCAA(アミノ酸飲料)もファンタのような甘さで甘党の私にはピッタリでした。

1日3回もスタバのなにかを飲みながら、運動中は常にファンタをぐびぐび飲んでいる感覚です。食事も満腹まで食べていたので「本当にダイエットしているの?」という感じ。
まとめ
私は、プロテインを取り入れながら空腹を感じない状態を保ち続けることで食に対する執着心を捨てることができました。
しかし、この行為はおそらくすべての人に効くものでありません。自分の性格・環境・習慣を考慮した上で、食事をコントロールできる方法を見つけることが重要です。
参考にしていただきたいのは「飲食の頻度を増やしたこと」や「プロテインを飲むこと」という手段ではなく「どうして食に対する執着心を捨てることができたのか」「どうやってドカ食い早食いを防いだのか」の部分。
繰り返しになってしまい恐縮ですが、「自分だったらどのように適応できるか」を考えることこそがダイエットの最大の敵に勝つ方法だと私は思っています。